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フリースローの成功率が低い選手にわざとファウルを仕掛け失点を抑える。
俗にハック・ア・シャックと呼ばれるこの手法は
名将、ドン・ネルソンが考案したと言われています。
デニス・ロッドマン
シャキール・オニール
ベン・ウォーレス
などがこの手法を良く使われるターゲットとなっていましたよね。
最近のNBAではドワイト・ハワードやデアンドレ・ジョーダンが
この作戦でファウルをもらうことが多いです。
今回はデアンドレ・ジョーダンが自身のFTについて
コメントを残したので紹介します。
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もくじ (クリックで移動します)
デアンドレ・ジョーダンのFT試投数がうなぎ上り!
ハック・ア・ジョーダン。
複数のチームがFT成功率の低いデアンドレ・ジョーダンに対して
故意のパーソナルファウルを犯すため、ジョーダンの
FTアテンプト数は年々うなぎ上りとなっており、
ここ4シーズン、ジョーダンのFTアテンプト数は
100本づつ増えていっているペースです。
2015年プレイオフ、カンファレンス・セミファイナルでも
ヒューストンロケッツがハック・ア・ジョーダンを仕掛け
NBA記録をつくってしまいました。
この試合でジョーダンは試合を通して34回のフリースローアテンプトを獲得。
このうち28本はなんと前半だけで獲得したものでした。
ちなみに前半だけで28本のFTがNBA記録となっています。
それではこのゲームでジョーダンの試投した
FT34本をすべて見てみましょう。
デアンドレ・ジョーダンが自身のフリースローについて『何も変えないよ』
ジョーダンのキャリアを通してのFT成功率は41.7%。
フィールドゴールも半数以上をダンクで叩き込むジョーダン。
2014-15シーズンのFGアテンプト数が534本。
FG成功数が379本でFG成功率71%と非常に高いですが
FGアテンプト数の6割以上がダンクというデータが示す通り
ジョーダンがシュートが上手いわけでないことは明らかです。
チームとしてはジョーダンにFTの成功率を上げてほしいところでしょうが
ジョーダンにその気はないようです。
ロサンゼルスタイムズの記者によると
ジョーダンがフリースローに関して
何にか新しい取り組みをするのか?という質問に対して
『何も変えないよ、同じさ』
とコメントしたそうです。
つまりジョーダンは今までの練習方法を変える予定はなく
これまでと同じルーティーンでベストを尽くすということのようですね。
それではこれまでのジョーダンの7シーズンにおける
FT成功率とFT試投数を見てみましょう。
2008-2009シーズン 38.5%(109本)
2009-2010シーズン 37.5%(128本)
2010-2011シーズン 45.2%(217本)
2011-2012シーズン 52.5%(141本)
2012-2013シーズン 38.6%(249本)
2013-2014シーズン 42.8%(374本)
2014-2015シーズン 39.7%(471本)
*( )内がFT試投数です。
ジョーダンのフリースロー時のシュートフォームはさほど
乱れている感じはありませんよね。
でもジョーダンのFTはだいたい短いか左にそれていく傾向が高いようです。
クリッパーズとしては今後、こういったシーンを減らすべく
FT成功率の向上を図って欲しいことでしょうね。
ちなみにFTアテンプト数トップ30に入った選手の中で
ジョーダンとハワードだけがFT成功率70%を切っているそうです。
この現象はジョーダンとハワードがFT成功率を高めるまで続きそうですね…。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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はいらねーーー(笑)