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2014-15シーズンが開幕して1週間が経ちました。
ヒューストン・ロケッツはマイアミ・ヒートとの全勝対決も制して
開幕5連勝と好スタートをきりました。
エースのジェームス・ハーデンに対してはNBAナンバーワンのSGと言う呼び声も高いですよね。
ハーデンも開幕4試合で1試合平均27.8得点という素晴らしいスタートを切りましたが
その得点のとり方がちょっと特徴的なんです。
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もくじ (クリックで移動します)
ジェームズ・ハーデン 開幕5試合のスタッツ
ハーデンは今シーズンの30点以上を複数回記録した最初のプレイヤーとなりました。
『オレ以上のバスケ選手はいない』と豪語するに見合った活躍ですよね!
それではまずハーデンの開幕から5試合のスタッツと昨シーズンの1試合平均スタッツを見てみましょう。
PTS:得点
FGM:フィールドゴール決定数
FGA:フィールドゴールアテンプト数(シュートを放った回数)
FG%:フィールドゴール成功率
FTM:フリースロー決定数
FTA:フリースローアテンプト数
FT%:フリースロー成功率
2013-14シーズン
PTS:25.4
FGM:7.5
FGA:16.5
FG%:45.6%
FTM:7.9
FTA:9.1
FT%:86.6%
2014-15シーズン(開幕5試合)
PTS:27.2
FGM:6.2
FGA:16.0
FG%:38.8%
FTM:12.2
FTA:12.8
FT%:95.3%
まず平均得点がアップしているのは一目瞭然ですよね。
しかしフィールドゴール決定数は減っていますし、成功確率も30%台とあまり良くありません。
ところがハーデンは1試合につき約13回もフリースローを貰っておりその95%以上を決めています。
先ほど終了した開幕5戦目のヒート戦でも25得点を挙げましたが
その内訳はFGM6本(うち3本が3P)プラス10本のフリースローを貰い
10本とも決めているといった感じです。
ハーデンは今季開幕5試合でフィールゴール成功数31本、
フリースロー成功数61本とこれまで純粋に得点を量産しているとは言い難い内容となっています。
ジェームズ・ハーデン 得点内容の分析は?
NBA.comのデータによるとハーデンのFG%は開幕4試合で37.3%と低いものでしたが
依然100回当たりのポゼッションで117.5点を挙げるという高い水準を維持しています。
また3Pショットの成功率は40.6%と高い確率を保っています。
ハーデンの総得点の5割近くが3Pショットによってもたらされており
決してシュートタッチが悪いという訳ではないようですね。
FG%が低く、フリースローが多いという事はファウルを多く貰っているという事です。
逆に言えば、ファウルをしないと止めれないという事かも知れませんね。
またハーデンに関してはこんなデータがあります。
全シュートの72%はアシストによるものではなく
自らドリブルをついてリズムを作ってからのシュートだそうです。
さらに全ショットの半数以上がプルアップジャンパーそのうちの成功数は32%にすぎません。
ハーデンの全得点のうち、ミドルレンジジャンパーでの得点はたった7.2%。
ポジション的にもっとミドルショットで多くの得点を稼いでも良いような気がしますね。
確かにハーデンのオフェンススキルは超1級品だと思います。
しかし彼の自己中心的なプレイやターンオーバーの多さは
時に批判の対象となることもあるようです。
今季、ロケッツが好調を維持し、プレイオフで勝ち抜いていくためにはハーデンの活躍と
ディフェンスの強化は不可欠となるでしょうね!
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